2024/8/20空調の基礎を極める講座~応用編~終了しました

基礎編からの応用編も本当に学び多き時間となりました。

今回は冷房負荷のフカ掘り^^

構造計算するにも建物の重量を計算しないとできないように

エアコンの機種選定をするにも建物の冷房負荷がどれくらいあるのか把握していないとベストな機種は選べませんよね。

そこで夏は建物内で発生する熱は全てデメリット事項です。

写真の様に実際日射がどれくらい入っているかの測定機械もあるんですね。

因みに今この瞬間は11wでした。

負荷の顕熱要素と潜熱要素に分けて森さんが独自に開発したシートに入力していきます。

実際はExcelでパパっと計算できるのですが、原理原則をしっかり理解するための手入力、手計算。大切です!

そして、何と言っても外皮性能が最重要

やはりそこなんです。

家電の発生熱や洗濯物の顕熱・潜熱負荷もありますが、この外皮性能の良し悪しでやはり全体の数字は大きく変わってくる。

 

単なる計算問題を解くのではなく式の意味を知る

ここからは完全に自分の備忘録となります^^

今回もエアコンの実際性能を計算すべく測定。

今回も(株)POTOS DESIGN OFFICEの岡地さん秀逸ブログの内容からズボラかまして...もとい!凄く見やすいので拝借させていただきました。

 

以下岡地さん記事抜粋☟

 

 

室温 29℃
相対湿度 48%
絶対湿度 12.2g/kgDA
比エンタルピー 60kJ/kgDA

エアコン吹き出し
温度 12.3℃
湿度 98.3%
絶対湿度 8.8g/kgDA
比エンタルピー 34.5kJ/kgDA

吹き出し口風量 0.85m x 0.09m x 風速3.3m/s x 3600s/h =909m3/h

エンタルピー差 (60-34.5)=25.5kJ/kgDA ÷ 3 =8.5wh/m3

エアコン出力 909m3/h x 8.5wh/m3 =7726w

7726wの性能を発揮し
顕熱比(エアコンの温度を下げるの効率)66%で稼働
室内の絶対湿度12g/kg台は快適な湿度でした。
大人数がいてもしっかり除湿できるエアコンは頼もしいですね。
大変貴重な学びとなりました。
ありがとうございました。

 

なぜ÷3??比エンタルピーをWに変えるため

比エンタルピー差が出て÷3となってて、何で3で割るのか?

それはkj/kgからWh/㎥に変換するため。

ここでエネルギーの数値に変えるんですね。

で、実際エアコンの風量が909㎥/hでこの3で割った8.5Wh/㎥をかけて実際の稼働エネルギー7726wを導き出すってことなんです。

なぜ÷0.83??㎥(容積)を㌘(重量)に変えるため

 

必要除湿量を求める時に必要になる÷0.83も見ときましょう。

例えば、昨年資料を題材に、29.2℃78%の給気を23℃60%まで給気量130㎥/hとしたら除湿するにはどれくらいの量が必要か?

空気線図でみると絶対湿度差は9.5g/KgDAと給気量130㎥/hと単位が合わない。

そこで比容積0.83㎥/KgDAを使って換算。

給気130㎥/h÷比容積0.83㎥/KgDA=157kgDA×絶対湿度差9.5g/KgDA=1488g/h×1日は24h=35,712g/日=35.7L/日

ということで上記の条件だと1日に35.7Lもの除湿をしないと60%の相対湿度までもっていけない。

 

まだまだここら辺の単位と意味が完全把握は出来ておらず全身に空調の血液がゆきわたってないですが、反復学習で少しづつでもゆきわたるようにしていかねばなりませんね。

 

懇親会でもお勉強!

まだまだゆっくりさせてくれない鬼教師^^

関東ゼミはただのおっさん飲み会ではございません。

宇宙人の〆

宇宙人こと田所さんは本当に宇宙人の様にナニ言ってるか分からないw

 

皆さんお疲れ様でした。

次回は日本一早い忘年会10/29でお会いしましょう!!